消火器は圧力容器。
古い消火器には危険が伴います。
サビの発生・変形や塗装の剥離のある耐用年数の過ぎた消火器は、決して使用しないで新しいものと取り替えて下さい。
消火器の寿命は8年です。
消火器の『耐用年数』とは…
製造物責任法(PL法)によって、消火器の製造者はお客様が使用される立場に立って、安全で使いやすい消火器を提供する事が求められています。そのため『耐用年数』を明示することで、消火器を安全で正しく使用していただき、事故防止に役立つよう設定されたものです。
『耐用年数』はなぜ8年
消火器の製造者としての長年にわたる経験と、集積されたデータなどによって安全係数を算出、実際に起こった人身事故例の製造経過年数なども加味されています。また、日本消防設備安全センターによる6万本以上にわたる追跡調査や、具体的な不良データなどを加えて設定されました。
消火器は圧力容器です。
消防法に基づいて専門家(消防設備士、点検資格者)の定期的な点検が必要です。
『耐用年数』以内でも、下記に示すような消火器は使用しないで下さい。
『耐用年数』は保証期間を意味するものではありません。サビや腐食、変形や機能に異常が見つかった場合は、『耐用年数』以内でも速やかに新しい消火器と取り替えて下さい。また設置環境の悪い場所、例えば高温多湿の場所や潮風の当たる所などでは『耐用年数』に耐えられない事がありますので、格納箱に設置するなどの保護が必要です。定期的な点検や維持管理にもご注意下さい。
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